WORKS
HOUSE – KU
神奈川
Architecture
House
光を拡散する床
この家は、若い夫婦とこれから生まれてくる子供達と暮らすための住宅である。敷地は、傾斜地の宅地開発によりつくられた旗竿形状で、すでに4面を住宅に囲われた。この建物にいかに自然光を取り入れるかが今回の課題であった。
メインの居住空間を2階に設定し、キャンティレバーで最大限の床面を確保した。さらに天井高さを可能な限り確保し、高さ方向に抜ける空間を取ることで、4方を他の住宅に囲まれた圧迫感を軽減するよう配慮した。各所に設けた窓やトップライトに対になるような反射面を意識的に配置した。壁や床、ガラス面、あるいは外部の植栽に自然光が差込み、反射面を介して柔らかな光を住空間に落とすことで生活に快適な光の確保を試みている。また、ロフトは、建物の中央に配置し、床面がレフ版のように反射面となり、反射した光を住空間に柔らかくおとしている。また、内部空間に差し込む光が、この住宅に季節や時の移ろいを感じさせてくれると期待している。
メインの居住空間を2階に設定し、キャンティレバーで最大限の床面を確保した。さらに天井高さを可能な限り確保し、高さ方向に抜ける空間を取ることで、4方を他の住宅に囲まれた圧迫感を軽減するよう配慮した。各所に設けた窓やトップライトに対になるような反射面を意識的に配置した。壁や床、ガラス面、あるいは外部の植栽に自然光が差込み、反射面を介して柔らかな光を住空間に落とすことで生活に快適な光の確保を試みている。また、ロフトは、建物の中央に配置し、床面がレフ版のように反射面となり、反射した光を住空間に柔らかくおとしている。また、内部空間に差し込む光が、この住宅に季節や時の移ろいを感じさせてくれると期待している。
DATA
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竣工2014.09
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敷地面積125.01㎡
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所在地神奈川県横浜市
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建築面積56.51㎡
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用途住宅
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延床面積95.14㎡
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構造木造
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写真鳥村 鋼一