WORKS

HOUSE – HS

HOUSE – HS

北海道

Architecture
House

緩やかに気配をつなぐ

この家は、北海道の最北端稚内市にある、御夫婦とお子様2人の4人暮らしの住宅である。

リビング、ダイニング、寝室、子供部屋など、小さな個室を繋ぐ大きな吹抜け空間がこの家の特徴である。各個室には、吹抜けに面する開口部を設け、それらの開閉により家族のコミュニケーションが生まれるように配慮している。玄関から延長するこの空間は、家の中心に配置され、どの部屋からも家族の様子や気配が伝わる「つなぎの間」として機能する。また、熱環境については、外断熱工法を採用し、建物全体を断熱材で包みこんでいる。室内全体をワンルームと捉え、室内空気が建物全体に循環するように、壁内、あるいは床に通気口を設けるなどの工夫をしている。

DATA

  • 竣工
    2016.04
  • 敷地面積
    167.69㎡
  • 所在地
    北海道稚内市
  • 建築面積
    63.35㎡
  • 用途
    住宅
  • 延床面積
    115.37㎡
  • 構造
    木造
  • 写真
    鳥村 鋼一
INDEX