WORKS
HOTEL – OMO5沖縄那覇
那覇 / 沖縄
Architecture
Hotel
文化を紡ぐ
OMO沖縄那覇では、沖縄や那覇の地域に潜む多様で独特な文化をホテルの空間を通して体感してもらえるように計画を行なった。
沖縄の特徴的な景観をつくる要素の一つとして、「花ブロック」と呼ばれる穴の空いたコンクリートブロックがある。プライバシーの保護、日除け、通風の機能を持った飛ばされないスクリーンとして、台風の多い沖縄の地で活躍している。また、戦後において、殺風景なコンクリートに彩りを与える装飾ともなっている。この「花ブロック」をホテルの特徴的なファサードとして採用し、沖縄の景観への継承と新たな表現とする事を考えた。また、装飾的な「花ブロック」は、様々な応用を考え、吹抜けの光をコントロールする木製スクリーン、外部の床の舗装への応用、その他、アートワークへの展開等、ホテル内の楽しみとして計画している。
また、内部には、2つのラウンジ空間を用意している。1つは、街と繋がる1階の「OMOベース」である。通りぬけ通路のように内外が連続し、街へくり出すための基地となる。フロント、カフェ、ショップ、ご近所MAP等、動線上に様々な機能が配置されている。もう一つは、吹き抜け空間を介し、2階に広がる寛ぐための「ユンタクラウンジ」である。奥行きの深いソファーの上で、おしゃべりをしながらゆっくりとした時間を楽しむ空間である。壁一面には、シーサーや三線、やちむん等、沖縄で活動する作家さんの巧みな技が集合している。この場所を通して、訪れたゲストと沖縄文化のインタラクティブな関係が生まれることを期待している。
このホテルでの滞在をきっかけに沖縄のまだ知らない様々な文化に出会い、思い出深い旅の記憶をつくって欲しいと考えている。
沖縄の特徴的な景観をつくる要素の一つとして、「花ブロック」と呼ばれる穴の空いたコンクリートブロックがある。プライバシーの保護、日除け、通風の機能を持った飛ばされないスクリーンとして、台風の多い沖縄の地で活躍している。また、戦後において、殺風景なコンクリートに彩りを与える装飾ともなっている。この「花ブロック」をホテルの特徴的なファサードとして採用し、沖縄の景観への継承と新たな表現とする事を考えた。また、装飾的な「花ブロック」は、様々な応用を考え、吹抜けの光をコントロールする木製スクリーン、外部の床の舗装への応用、その他、アートワークへの展開等、ホテル内の楽しみとして計画している。
また、内部には、2つのラウンジ空間を用意している。1つは、街と繋がる1階の「OMOベース」である。通りぬけ通路のように内外が連続し、街へくり出すための基地となる。フロント、カフェ、ショップ、ご近所MAP等、動線上に様々な機能が配置されている。もう一つは、吹き抜け空間を介し、2階に広がる寛ぐための「ユンタクラウンジ」である。奥行きの深いソファーの上で、おしゃべりをしながらゆっくりとした時間を楽しむ空間である。壁一面には、シーサーや三線、やちむん等、沖縄で活動する作家さんの巧みな技が集合している。この場所を通して、訪れたゲストと沖縄文化のインタラクティブな関係が生まれることを期待している。
このホテルでの滞在をきっかけに沖縄のまだ知らない様々な文化に出会い、思い出深い旅の記憶をつくって欲しいと考えている。
DATA
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竣工2019.10
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ホテル設計監理(外装・内装)佐々木達郎建築設計事務所
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所在地沖縄県那覇市
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建築設計監理国建
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用途ホテル
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施工五洋建設
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構造RC造
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照明ICE都市環境照明研究所
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階数地上16階
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外構PLAT desing
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敷地面積853.75㎡
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家具TIME&STYLE
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建築面積497.98m²
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グラフィックOUTSIGHT GRAPHICS
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延床面積7,212.24㎡
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写真Nacasa&Partners