WORKS

HOUSE – HK

HOUSE – HK

博多 / 福岡

Architecture
House

眺望をつかむ

この住宅は、小高い丘の上に立つ眺望のための住宅である。敷地は、斜面地を上下2段に分割した立体的な形状であり、街を見下ろす眺望が最大の魅力であった。

立体的な敷地に対し、積み木を積むように木造で3段 (層) の建築ボリュームを配置していくことで、建物が斜面の一部であるかのように存在させ、建築をつくることで分割された敷地を繋ぐことを考えている。

街を見下ろす眺望のある風景を最大限に活かすため、リビングダイニングには、大きな開口を設けて眺望を獲得した。3階のルーフトップテラスでは、外部空間を楽しむための居場所を計画し、テラスに連続するワークスペースを設けることで、眺望と共にあるライフスタイルを実現している。

また、段上の立体的な形態に纏う植栽が周辺の風景へ貢献しつつ、日常生活に彩りを与える役割を担っている。

DATA

  • 竣工
    2024.10
  • 敷地面積
    194.92㎡
  • 所在地
    福岡県
  • 建築面積
    58.68㎡
  • 用途
    住宅
  • 延床面積
    116.29㎡
  • 構造
    木造一部鉄骨造
  • 写真
    鳥村鋼一
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