Tatsuro Sasaki Architects

この家は、阿佐ヶ谷の住宅地にある15坪弱という小さな敷地に建つ、いわゆる狭小住宅である。そのため、前提として最大限容積を確保することが求められた。また、建主には健康的でかわいい家づくりというテーマがあり、小さな敷地で窮屈に暮らすのではなく、小さくても空間体験として広がりのある健康的で伸びやかな空間づくりを心がけた。
非常に小さな敷地であるが、繊細に周辺環境の調査を行い、周辺環境にある小さな魅力を住宅に取り込み、それらと繋がることで広がりのある伸びやかな空間を実現することを考えている。玄関と街、リビングと緑、子供部屋とストリート、ルーフバルコニーと空、お風呂と庭、それぞれの空間が立体的に繋がりあうことで、光や風、緑や街の風景を建物の魅力の一部として取り込み、小さな空間がより豊かに感じられる住宅となるよう計画しています。建主のテーマである健康的でかわいい家づくりは、生活をしながら続けて欲しいと願っている。